「ラグタイム と その時代の記憶」・・・関連する様々な情報をお届けいたします。

 
 
 
 
 
   
 

 セントルイス万国博(1904年)での『カスケーズ(滝)』
   

画像は、サイト『大好きセントルイス』のKumikoさんにご提供頂きました。なお当時を振り返るには、セントルイス市のサイトにある「万国博」のページを。

ジョプリンの傑作のひとつとされる『The Cascades』がこの万国博の滝にちなんでいるのは間違いがないのですが、それが「協会による正式な依頼作曲」なのかどうかには、イマイチ確固たる証拠が無いような感じです。

下のアイコンで 私のギター編曲・MIDI をお聴きになれます。

   

    正式には「Louisiana Purchase Exhibition」と言い、1803年の「ルイジアナ購入(Louisiana Purchase)」−当時、ルイジアナと呼ばれていたミシシッピ川以西の広大なフランス領土を、ジェファソン大統領がナポレオンから格安(1エーカー辺り3セント!)で購入したこと−の100年記念となる博覧会でもありました。ちなみに本当は1903年に開催予定だったのが、規模拡大とかで1年延期されたそうです。
(※この歴史的背景については、「踊る翻訳者」横田けい様に、ご教授を頂きました。ありがとうございます。)

一般的には「万国博」と言われている通り、世界22カ国(日本も入っている)と、米国内の44の都市や州などが参加して、1904年の4月30日から12月1日までこのセントルイスの地で開催されました。訪れた人は約2千万人−1日平均10万人になるというので、今のように交通の便が発達していないことを考えると、ビックリするような規模だったのだと思われます。

この20世紀最初の万国博を盛大に執り行うため、巨大な公園(フォレスト・パーク)がセントルイスの街中に作られました。そして、その目玉ともなっていたのが、上の写真に見られる「フェスティバル・ホールとカスケーズを冠とした一大庭園美」だったそうです。ジョプリンの同曲が創り出す「華麗さ」がピッタリくる素晴らしさ!

アトラクション的なものでは、先回のシカゴ博覧会(1893年)でお目見えした「フェリス観覧車」が再登場しました。ちなみにシカゴ博は、誕生期にあったラグタイムの<ゆりかご>として、多くのラグタイマーが顔を合わせ、その技術と音楽性を披露しあった場所として語り継がれています。身近なモノでは、「自動車」「電灯」のような技術性の高いモノが初お目見えすると同時に、「バターのみでできた牛」なんて牧歌的なものもあったそうです。食べ物なんかだと、「ホットドッグ」「アイスティー」「コーンに入ったアイスクリーム」などが人気だったとのこと。

   

 

     
 

 『ナイチンゲール』 は 小夜鳴鳥 (サヨナキドリ)
 

『Nightingale Rag』
と表紙には書かれています。

この絵の鳥は
「クロツグミ」っぽくも
見えますが・・・。

『Ragtime Nightingale』といえば、ラグタイム・ビッグ3の一人、ジョゼフ・フランシス・ラム Joseph F. Lamb の代表曲。ショパンのエチュード『革命』をモチーフにしていることで有名な曲ですが−と言っても左手部分の引用なので、わかりにくいですけど−、タイトルのナイチンゲールが<鳥の名前>であることも−当時の楽譜表紙からも判断されそうですし−、結構知られていると思われます。

最近、バード・ウォッチングを始めた私の家には「鳥の図鑑」が山のようにある訳ですが、そこからこの鳥の情報を拾ってみますと、

○ スズメ目ツグミ科     ○ 体長 16cm位

○ 生息地 : ヨーロッパ、アフリカ(冬季に渡る) 

○ 生態 : 広葉樹林や水辺に近い茂みに住み、昆虫や果実を食べる。
        美しい声で、昼だけでなく夜にもさえずる。

とのことです。 (参考文献:『学研の図鑑 5 鳥』『小学館の図鑑 NEO 鳥』) 見た目的には結構地味な鳥ですが、さえずりはどんな感じなのでしょうかね・・・。

ところで、英国はバード・ウォッチングで有名な国なのですが、この鳥を紹介したページがありましたので、下記にURLを載せておきます。ご覧あれ。

http://www.birdsofbritain.co.uk/bird-guide/nightingale.htm

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